第2回:女性に親しまれているクランベリージュース

女性ならではの悩み

順造さん尿路感染症というのは男性にはないのですか?

高橋先生男性にないわけではないですが、かなり少ないですね。男性で尿路感染症を繰り返している場合、泌尿器系に何らかの問題があることが多いです。その一方で女性の場合は、解剖学的にみて膀胱から外尿道口までの距離が短いので、どうしても尿路感染を起こしやすくなるのが特徴です。膀胱のなかでは、数時間のうちに細菌が増殖します。そのため、おしっこを我慢するというのは、よくないですね。

順造さん膀胱炎というのは、繰り返しなる人が多いように感じますが……。

高橋先生年齢に関係なく、若い人でも多いと思います。仕事をしている女性のなかにはトイレを我慢してしまう傾向があり、膀胱炎を繰り返す人はいますね。
それを語る人は少ないですけれど、実際はかなりの数がいると思います。膀胱炎の状態が悪くなれば薬を使った治療が必要になりますから、生活習慣のなかで気をつけていただきたいです。

食卓に欠かせないアイテムに

高橋先生 欧米の知見によると、クランベリージュースは膀胱炎の予防効果があるということが一般的に知られていて、医療現場でも推奨されています。

順造さんたしかに、とても親しみのある果物のようですね。アメリカではどこのスーパーに行っても、クランベリージュースは置いてありますし。朝の食卓で、オレンジジュースやアップルジュースを飲むような感覚で、とくに女性がクランベリージュースを飲むという生活シーンが多いようです。アメリカはもとより、ヨーロッパでも急激に需要が増えているようですね。

高橋先生クランベリーは、もともと日本に自生している植物ではないですから、欧米ほど馴染みのある果物ではないのでしょうが……。この50%のクランベリージュース、実に美味しいです!

順造さん100%のクランベリージュースも売れているんですよ。料理に使う方が結構いるようです。食卓にのぼる機会は、日本でも着実に増えています。

クランベリーが選ばれる理由

高橋先生膀胱炎に予防効果を発揮するのは、クランベリーに含まれているポリフェノール成分「プロアントシアニジン」です。さらに、クランベリーの酸味成分である「キナ酸」が、尿のpHを整えて、細菌の増殖を防ぎます。

順造さんクランベリーに含まれている成分が、菌をおさえつけるというわけですね。

高橋先生クランベリーの成分による除菌という面では、もう一つ。胃のなかに生息するピロリ菌があります。東洋人に特異的にみられ、日本では50歳以上の半数以上が保菌者といわれています。胃炎や胃潰瘍、最近は胃がんの原因としても知られています。
予防を目的に、医療の場ではピロリ菌保有者を対象に、薬による除菌療法が実施されています。クランベリージュースもまた、薬と同等の効果を期待するものでは決してありませんが、ピロリ菌の付着を防御するヴェールとしての有用性が認められています。

順造さんあとは、潰瘍をつくらないように、ストレスをどう除くかですね。

美しさが重宝されています

順造さん私は、60代、70代の社長が集まる「うまいもの食べる会」というのをやっているんです。結構みんな、うまいものを知らないままにいることが多いですからね。会席や接待に使うような料亭の料理はみんな詳しいんですが、素材の美味しさを追求することはないですから……。
美味しくって、楽しく食事できるものじゃないとダメですね。
まずいものがカラダにいいはずがないですから。


高橋先生たとえ夜に会食が続いたとしても、朝昼晩の食事は変化に富むほうが楽しいですね。

順造さんクランベリージュースにしても、ジュースそのままであったり、他のものと混ぜたり、食材の一つに使ったりと、工夫していただいて「クランベリージュース生活」を楽しんでもらいたいですね。お客様から寄せていただいたお話を聞くと、ケーキに使ったり、プリンやゼリーに使ったりと、ひとさまざまです。本職のケーキ屋さんでも重宝がられているようです。

高橋先生美味しい食卓を囲むために、クランベリージュースのあり方をもっと考えてみたいですね。お酒ばかりでなく、食卓でジュースを楽しむ生活もいいですね。

つづく

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